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【人前式の誓いの言葉】ふたりらしい誓いは「ラブレター」のように

執筆者の写真: 鶴野 蒔咲子
鶴野 蒔咲子
2025年2月26日
読了時間: 6分

更新日:9月21日

こんにちは!フリーウェディングプランナーの鶴野蒔咲子(つるのまさこ)です。

人前式をすることになって、いざ「誓いの言葉」を考えようとすると、

「何を言えばいいんだろう?」

「例文を見ても、なんだか自分たちらしくない」

「そもそも結婚式では、何を誓えばいいの?」

と、意外と悩んでしまうものです。


実際、私もお客様から

「誓いの言葉って、何を書けばいいですか?」

「何かサンプルはありますか?」

と聞かれることがよくあります。


もちろん、誓いの言葉に正解はありません。

でも、もし何を書けばいいのかわからなくなったら。

私はいつも、

「これから一緒に人生を歩んでいく相手への、ラブレターだと思ってみて」

とお伝えしています。


木々に囲まれたガーデンに設けられた人前式の挙式スペース

人前式の誓いの言葉は、自由に考えていい

人前式は、特定の宗教や形式にとらわれず、大切な家族や友人などに見守られながら、ふたりが結婚を誓う挙式スタイルです。


だからこそ、誓いの言葉にも決まった形はありません。

たとえば、

  • ふたりで一緒に考えた誓いを、ゲストに向かって読み上げる

  • 新郎新婦が交互に一つずつ約束をする

  • 家族や友人から問いかけてもらい「はい、誓います」と答える

  • それぞれが相手への誓いを手紙にして読み合う

など、いろいろな方法があります。


どれが正解ということではなくて、

「誰に、何を誓いたいのか?」

から考えてみると、ふたりに合った形が少しずつ見えてきます。


私が好きなのは「誓いの手紙」

いろいろな人前式をつくってきましたが、私が個人的に好きなのは、それぞれが相手に向けて手紙を書き、当日読み合うスタイルです。


私はこれを「誓いの手紙」と呼んでいます。


新婦を前に誓いの手紙を読み上げる新郎の手元

なぜ好きなのかというと、誓いの言葉が単なる挙式の“進行のひとつ”ではなく、

「この人と、これからどう生きていきたいか」

を相手に伝える時間になるから。


普段は照れくさくて言えないことも、結婚式という節目だからこそ、言葉にできることがあります。

そしてその言葉を、家族や友人たちが見守ってくれている。

私は、人前式のすごくいいところだと思っています。


結婚式を前にそれぞれの誓いの手紙を読む新郎新婦

人前式の誓いの言葉、何を書けばいい?

「ラブレターと言われても、それが難しいんです!」

という人もいますよね(笑)


そんなときは、いきなりきれいな文章を書こうとしなくて大丈夫。

まずは、こんなことを考えてみてください。


「相手のどんなところが好き?」

「一緒に過ごしてきた中で、感謝していることは?」

「この人と結婚しようと思ったのは、なぜ?」

「これから、どんな夫婦でいたい?」

「大変なことがあったとき、どうやって一緒に乗り越えたい?」

「10年後、20年後、ふたりでどんなふうに笑っていたい?」

「これから一緒にやってみたいことは?」


全部に答える必要はありません。

ひとつだけでも、ふたりの間にある具体的な出来事を思い出してみると、少しずつ言葉が出てくると思います。


オリジナルの誓いのカードとガーデン人前式で誓いの言葉を伝える新郎新婦

上手な文章じゃなくていい!!!

誓いの言葉を考えていると、

「感動することを書かなきゃ」

「結婚式らしい文章にしなきゃ」

と思ってしまう人もいるかもしれません。


でも私は、そんなに立派な文章じゃなくていいと思っています。

たとえば、

「あなたとこれから生きていくことを楽しみにしています」

でもいいし、

「喧嘩しても、ちゃんと話をしよう」

でもいい。

「年に一度はふたりで旅行しよう」

でも、

「おじいちゃん、おばあちゃんになっても一緒にくだらないことで笑っていよう」

でもいい。

大切なのは、“結婚式らしい言葉”を書くことではなくて、

「私はあなたと、こうやって生きていきたい」

という気持ちが、自分の言葉になっていることだと思います。


誓いの言葉は、ふたりで考えても、秘密にしてもいい

誓いの手紙の内容を、当日までお互いに秘密にするのも素敵です。

当日初めて相手の言葉を聞くからこそ、その瞬間にしか生まれない表情があります。


逆に、

「こういうことを誓いたいね」

「私たちは、どんな夫婦になりたいんだろう?」

と、準備期間にふたりで話しながら考えるのもいい。


結婚式の準備というと、会場を決めたり、料理を選んだり、衣装を決めたり。

どうしても「決めること」がたくさんあります。


でも、せっかく結婚式をするなら、

これまでのふたりのことや、これからの人生について話す時間も、準備の中にあっていいんじゃないかなと思っています。


人前式で新郎が新婦へ誓いの言葉を読み上げる結婚式の様子

私自身も、結婚式で「誓いの手紙」を読みました

ちなみに私も、自分の結婚式では夫と誓いの手紙を読み合いました。

結婚式から10年以上経った今も、その手紙は大切に残しています。


もちろん、結婚したときに思い描いていた通りの毎日ばかりではありません(笑)

一緒に暮らしていれば、いろんなことがあります。

それでも、

「あのとき、この人とこんなふうに生きていこうと思っていたんだな」

と振り返れるものが残っていることは、私にとって結構大きなことです。

だから私は、お客様にも誓いの言葉を「その日だけのもの」にしてほしくないなと思っています。


ガーデンでの人前式で新郎が新婦へ誓いの言葉を伝える様子|フリープランナー自身の結婚式

誓いの手紙は、形に残る一枚に

実は昔、ある新郎さんが誓いの言葉を、ノートからビリッと破った紙に書いてきたことがありました(笑)

でも、そこに書いてあった言葉は、とても素敵だったんです。


新郎さんは、

「自分の気持ちをノートに書いていたら、そのまま誓いの言葉になった」

と話してくれました。


きれいにまとめようとした文章ではなく、自分の中にあった気持ちを書いただけ。

だからこそ、すごくその人らしい誓いでした。

ただ私は、

「こんなに大切な言葉なのに、この紙のままじゃもったいない!」

と思って(笑)


持っていたグリーティングカードに清書してもらいました。

それ以来、私がプロデュースする結婚式では、会場の雰囲気やウェディングコンセプトに合わせて誓いのカードを選び、おふたりにプレゼントしています。


おしゃれな誓いのカードを手に人前式の誓いの言葉を読む新郎

結婚式が終わったあとも、ふとしたときに読み返せるように。

その日の気持ちごと、残しておけるように。


「ふたりらしい誓い」は、特別なことを言うことじゃない

「ふたりらしい結婚式」と聞くと、何か人と違うことや、珍しい演出をしなければいけないように感じるかもしれません。

でも私は、そういうことではないと思っています。


人前式の誓いの言葉も同じです。

誰も聞いたことのない誓いを考える必要はないし、無理に面白くする必要もありません。

ふたりがこれまで一緒に過ごしてきた時間があって、

その先に、これから一緒に歩んでいきたい人生がある。


そこから出てきた言葉なら、それだけでちゃんと「ふたりらしい」。

人前式の誓いの言葉に迷ったら、例文を探す前に一度、目の前にいる相手のことを考えてみてください。

「この人に、今だから伝えておきたいことはなんだろう?」

そこから始めてみると、ふたりだけの誓いの言葉が見つかるかもしれません。


緑あふれるロケーションでウェディングドレス姿の新婦とフリーウェディングプランナー鶴野蒔咲子

人生があって、結婚式がある。


LES VOUSでは、フリーウェディングプランナー鶴野蒔咲子(つるのまさこ)誓いの手紙が、おふたりの人生や価値観に向き合いながら、一組一組のオリジナルウェディングをプロデュースしています。


「人前式をしたいけれど、どんな挙式にしたらいいかわからない」

「自分たちらしい誓いの形を一緒に考えてほしい」


そんなところからでも大丈夫です。

ふたりにとって、結婚式の日だけではなく、その先にも残っていく時間を一緒につくれたら嬉しいです。





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