【結婚式事例】横浜のレストランウェディング|ふたりの思い出から生まれた「横浜レトロ」

エリア: 神奈川・横浜
会場種類: レストラン
スタイル: ガーデン挙式・レストランウェディング
人数: 80名
開催日: 2015年9月26日
コンセプト: Always~シアワセノチカイ~
テーマ:横浜レトロウェディング

大学時代から長く時間を重ねてきたふたり。
初めてのデートも、誕生日も、記念日も。
そんなふたりの原点から生まれたテーマは、「横浜レトロ」。
思い出が詰まった横浜で、レストランウェディングというスタイルを選び、衣装、空間、ペーパーアイテム、音楽まで、一つの物語としてつないでいきました。
思い出の街の空気と、ふたり自身が持つ穏やかでどこか懐かしい雰囲気を重ねながら、衣装、空間、ペーパーアイテム、音楽まで、一つの物語としてつないだレストランウェディングです。
|STORY
結婚式で出会ったひとりのゲストから、未来の新婦へ
新婦との最初の出会いは、この結婚式より少し前。
2014年に私が軽井沢でプロデュースした結婚式に、ゲストとして参列してくれていたことがきっかけでした。
その日、新婦はブライズメイドを務め、さらに友人代表としてスピーチも担当。
友人への言葉や佇まいがとても素敵で、プランナーだった私は「なんて素敵な女の子なんだろう」と、すっかり興味津々になっていました。
そしてしばらく経ったある日、彼女から連絡が。
「あのとき一緒に参列していた彼と、結婚することになりました」
その彼こそが、今回の新郎。
ひとつの結婚式で出会ったゲストから、今度は自分たちの結婚式を託してもらうことになりました。
大学時代から長く付き合ってきたふたりは、一緒にいるときの空気感も、大切にしていることも驚くほど自然に重なっていました。
穏やかで、飾らなくて、どこか古風。
そんなふたりらしさを、どう結婚式にしていこう。
打ち合わせでは、これまでふたりが一緒に過ごしてきた時間をひとつずつ辿っていきました。
|DIRECTION
01|ふたりの物語から見つけた「横浜レトロ」
ふたりの思い出を掘り下げていくと、何度も登場した街がありました。
それが「横浜」。
初めてのデートも、誕生日や記念日のデートも横浜。大学も横浜にあり、ふたりにとって特別な出来事だけではなく、日常の延長にもこの街がありました。
「横浜のどんなところが好き?」
そう尋ねたときに話してくれたのは、
おいしいものがたくさんあって、歩くたびに新しい発見があって、街には歴史があること。
そして、
「歩いているだけで、小説の中の主人公になったような気持ちになれる」ということでした。
なかでもふたりが惹かれていたのが、古い建物や文化が残る「横浜レトロ」の世界。
古風でおしゃれで、どこかのんびりとした空気。
それは、私がふたりと接する中で感じていた、穏やかで温かなふたり自身の空気にもよく似ていました。
こうして結婚式のテーマを、「横浜レトロ」としました。
02|横浜のレストランウェディング
横浜でレストランウェディングを叶える場所として選んだのは、みなとみらいにある「レオーネマルチアーノ」。
洋館を思わせるクラシカルな雰囲気と、緑を感じられるガーデンを備えたレストランです。
ふたりが憧れていたのは、屋外でゲストに見守られながら行うガーデン挙式。
そして挙式だけではなく、そのままガーデンでウェルカムパーティを楽しめることも、会場選びの大切なポイントになりました。
「横浜だから」という理由だけで会場を決めるのではなく、ふたりが好きな横浜の空気を感じられて、やりたかった結婚式の時間まで叶えられる場所。
テーマと過ごし方の両方から、ふたりに合う会場を選んでいきました。
03|“横浜レトロ”をまとう、ふたりの衣装
衣装も、テーマを表現する大切な要素のひとつ。
ウェディングドレスは、ヴィンテージ・アンティークドレスを扱うDramaticaで出会った一着を選びました。
繊細なレースとクラシカルなシルエットは、流行を追うというより、時代を越えて大切にされてきたものを愛する新婦にぴったり。
そして「和装も着たい」という希望には、一般的な打掛だけではなく、アンティークの振袖という選択肢を提案しました。
選んだのは、アンティーク着物を扱う「灯屋」。
鮮やかな色柄の振袖に、小物やヘアスタイルまで含めてコーディネートし、ふたりらしい和装姿をつくりました。
新郎のスーツも既製品ではありません。
Dramaticaのオーナーから紹介いただいたオートクチュールで仕立てた、ダブルのジレが印象的な一着。
ドレス、振袖、スーツ。
それぞれ違う衣装でありながら、並んだときにはひとつの「横浜レトロ」の世界になるよう整えていきました。
04|紙風船から広がる、オリジナルデザイン
結婚式の世界観は、ペーパーアイテムにもつなげました。
招待状、席札、席次表、そしてふたりのこれまでを楽しく紹介する“すごろく”のパンフレットまで、designDKにオリジナルでデザインしていただきました。
完成したアイテムはゲストからも大好評。
そのデザインの中でモチーフのひとつとして使ったのが、どこか懐かしさを感じる**「紙風船」**でした。
そこで当日も、紙風船をかたどったメッセージカードを用意。
ゲスト一人ひとりからふたりへの言葉を書いてもらい、集まったカードをガーランドとして飾りました。
ペーパーアイテムの中だけで終わるデザインではなく、ゲストが参加する時間へ。
ひとつのモチーフを結婚式全体へつなげることで、空間にも一貫した物語を持たせています。
05|音楽と、大切な人たちと過ごす時間
パーティでは、ふたりの好きなものや大切な人たちとの時間を、できるだけ自然な形で取り入れました。
新郎がゲストの前でギターを演奏し、生演奏の音楽が会場を包む時間。
友人からの言葉に笑ったり、思わず涙したり。
新婦から大切な人へ手紙を読み、ゲスト一人ひとりへ直接ギフトを手渡す場面もありました。
「何か特別な演出をすること」を目的にするのではなく、その時間にいる人たちと、ふたりらしく過ごすこと。
ガーデンで始まった一日は、音楽や会話、たくさんの笑顔とともに、ゆっくりとふたりらしい時間へ変わっていきました。
アンティーク着物姿の新婦とレトロなスーツ姿の新郎が並ぶ横浜ウェディングのロケーションフォト 白い花とグリーンを束ねたクラシカルなロングスタイルのウェディングブーケ 赤と黄色の装花をアクセントにした横浜レトロウェディングのテーブルコーディネート
|Planner's Note
この結婚式を振り返ったとき、私が特に印象に残っているのは、テーマが生まれるまでの時間です。
ふたりから最初に出てきたのは、「横浜が好き」という言葉でした。
でも、そこで「じゃあ横浜をテーマにしましょう」とはしませんでした。
なぜ横浜が好きなのか。
どんな時間をそこで過ごしてきたのか。
その街にいると、どんな気持ちになるのか。
ひとつずつ聞いていくうちに見えてきたのが、ふたりが愛していた「横浜レトロ」という空気でした。
そしてそれは不思議なくらい、穏やかで、どこか古風で、一緒にいることがとても自然なふたり自身にも重なっていました。
そこから会場を選び、衣装を探し、ペーパーアイテムをデザインし、当日の時間をつくっていく。
コンセプトは、結婚式を飾るためにつける名前ではありません。
ふたりが歩いてきた人生や、大切にしている感覚を、結婚式という一日に翻訳するための軸。
「横浜レトロ」は、ふたりのこれまでを辿ったからこそ見つかった、ふたりにしかない結婚式のテーマでした。
Life first. Your life, your wedding.人生があって、結婚式がある。
まだ具体的なイメージが決まっていなくても大丈夫です。
結婚式について考え始めたら、まずは気軽にお話を聞かせてください。
LES VOUSフリーウェディングプランナー 鶴野蒔咲子




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